慢性 下痢の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
61歳 女性
もともと胃腸が弱く、何年も軟便の状態で病院に行っても良くならないため、漢方薬で治したいと来店されました。
細かい症状を伺いますと顔がのぼせやすく、汗をかきやすい、疲れやすい、消化不良でお腹が張る、足は冷えるようです。
53歳で閉経を迎えてから体調がさらに悪くなり、立ちくらみ、メニエールがあるそうです。
食欲もない日が多い様です。
頭痛がよく起きて頭重感があるそうです。
中国医学的に診ますと『脾腎両虚(ひじんりょうきょ)』、『上熱下寒(じょうねつかかん)』の状態と捉えました。
その為、胃腸機能をシッカリさせて腎を補う漢方と、消化を助けて、気の巡りを良くする漢方をお渡ししました。
すると2週間ほどして軟便や下痢が治まってきたという報告を受けました。
また、疲れなどもあまり感じなくなって頭重感もおさまってきているようです。
3か月ほどしますとほとんど、下痢は起こらなくなってきたそうです。
最近はストレスが多くなっているそうですので、気の巡りを良くしてストレスを晴らしていく漢方をお渡ししております。
慢性の下痢の場合は体力不足や冷え、ストレスが原因の場合が多いです。
また、下痢しやすい方は冷たい物、脂っこい物、刺激物、水分の摂りすぎは控えていきましょう。
食生活を変えていく事で体質は変わってきます。
色々試してうまくいかない場合は是非、ご相談下さいね。
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